トルコの歯科医院に行って驚いた!
日本より親切丁寧な歯科医院があるなんて。
前回より続くトルコ歯医者に行ってみたシリーズですが今回は診察編です。
診察では若い男性医師が優しく話を聞いてくれました。
3人で診察室に入り写真を撮ったりしてるのに何も言わず笑顔で対応。
さすがおおらかな国民性のトルコです。
もともと歯科で働いていた事もある私は興味津々。
まず歯を見て肉眼で様子を見てからレントゲンを撮ります。
レントゲン室はしっかりと放射線が漏れない様に設計された最新設備でした。
しかも中の様子がカメラで見れるのは初めてでした。
あごのせて顔の向きをきちんと合わせて撮影です。
手で持つところも、アゴを乗せるところも全てきれいに消毒していました。
撮り終わって診察室に戻るとすでに画像が診察室のモニターにうつされていました。
かなり見やすいキレイな画像で、私でも自分の歯の状態が一目瞭然でした。
私が働いていた頃にはなかったほど見やすくて驚きました。
これからの治療について話し合います。
先生が私の治療痕を見て日本の丁寧な治療に驚いて
『さすが日本だ』と感心していました。
一箇所あまり良くない治療痕があり(それが今回の歯の不具合の原因なのですが・・)
そこは数年前に韓国で治療したところだと思い出し笑ってしまいました。
やっぱり日本の技術はすごいですね。
同じ治療をするにもいくつかのメーカーの中からこちらに選ばしてくれました。
しっかり患者と向き合って話を聞く時間をとるスタイルは日本にはあまり見られないので新鮮でした。
歯科なのに心地良い空間。
この日は治療方針を話し合うだけで終了です。
なぜここまで患者第一なのかと言うと、
アメリカもそうですが歯科治療が医療という枠ではなく患者はお客様だからだと思います。
医者は店員なので最良のものを客に勧めるという発想です。
なので医者が患者の話を聞かないということはあり得ません。
が!
医療保険が使えません。
保険外診療なのではなく、
歯科そのものに医療保険が使えません。
トルコは移住して滞在許可をもらう時点で何かしらの保険に入っている必要が
あるのですが、私は何かあっても困るので医療費全て持ちますよという保険会社に加入しています。
なので安心していたら思わぬ金額・・・。
そうだった歯科は保険が効かないんだと思い出させられました。
実際の治療についてはまた治療がもっと進んでからお話ししますね。